人はなぜ「かわいい」がわかるのか
「美しい」の部分を「かわいい」にしても成り立ちそうだなと思い、「かわいい」を意識してこの本を読んでみました。
さて、「かわいい」に対してどんなイメージを持っていますか?どんなものをかわいいと感じますか?もちろんそれは、人それぞれだと思います。では、それぞれが持っている「かわいい」はどのように構築されていったのでしょうか?
「かわいい」ものは、かわいいのだからそれでいいのでは?そんな感じの話だとは思いますが、少しだけ考えてみたいと思います。
1 幼少期にどれだけ「かわいい」と言われたか
まずは、ここから始まると思います。「かわいい」が良いものだと認識する必要があります。特に、ご両親にたくさん「かわいい」と言われることが重要だと考えます。最も安心できる相手から言われる言葉は、相手に与える影響が良くも悪くも大きいと思われます。依存関係にあるため、相手に対する影響力を考える必要があるかな?
2どれだけ「かわいい」をあつめたか
「かわいい」は良いもので、自分はかわいいという認識が生まれれば、「かわいい」ものに敏感になってくる。まずは、ご両親の真似から始まっていくことと思うが、徐々にじぶんにとっての「かわいい」を求めていくようになると考えます。
3「かわいい」とはなにか、なぜあつめるのか
自分の中にある「かわいい」を形成するための材料なのかな?自分が受け入れたいと思うもの、受け入れて安全だと思うものに対して、「かわいい」という言葉を使うのだと考えます。
4自分とのギャップに対する悩み
現実の自分とかわいいものに対するギャップが生まれた場合はどうするのか?自分とかわいいものに距離が生まれた場合、どのように「かわいい」と付き合っていくのか?
ここが新たなスタート地点だと思います。自分との距離があるものに対して、どのように感じるのか。自分とは違うけど、「かわいい!」と思わず口にでたものが、自分にとっての「かわいい」なのかなと思います。
課題
- 「綺麗」にも当てはまる考え方だと思う
- 「かわいい」「綺麗」などのことばの総称が「美しい」なのか?
- 「美しい」は独立した何かか?
- 自分の中に「かわいい」の実感があるのか
- 女性のほうが「かわいい」に敏感か?
- 男性の場合は「カッコいい」?何か違うような?
- 幼少期の子どもに与える影響力について 言葉 距離感 愛情などなど