歴史上の学者・アーティストに学ぶ「美しい配色」の仕組み(副題)
これさえあれば、「色に関しては完璧!」ということにはなりませんが、色彩に関して様々な考え方を知ることができる本です。
思っていた以上に様々な色彩論があり、驚いています。美しい色とは何か?光・影・感情・調和・矛盾・法則などなど、様々な要素の組み合わせのなかで、とくに何を重視するかによって、結論が変わってくるような印象を受けます。
自分が好きな考え方は、カディンスキーの色彩論。色を楽器の音色に例えているところがいいですね。色彩で音楽を奏でるという感じでしょうか?音楽に色彩を見ているのか?すごい発想でうらやましい。自分ならば、『音』をどんな色に置き換えるだろうか?音の部分を『香』に置き換えた場合は、どのような感じになるのか?『味』を色に置き換えても面白いかも?そんな妄想が浮かんできます。
とはいえ、まずは、基本的な配色の知識が必須のようです。やろうとは思っているのですが・・・まったく身につかない。