お絵描き自由画帳 黄色組

絵に関する課題、読書感想など

お絵描き自由画帳

 

 手を塗り、飽きてきたら服を塗る。それにも飽きてきたら、三つ編みの部分を塗る・・・そんな作業を繰り返していきます。納得できるまで頑張ってみたいと思います。

 髪に少し赤を入れたり、明るい部分をより明るく、暗い部分をより暗くしてみました。すこしだけくっきりした印象になったと思います。明暗部分に強弱をつけてみるともっと良くなるかも?

 シャツ部分の材質らしさを表現するにはどうしたらいいのか?よく観察してみると横糸が目立つ気がする。触ってみると思ったよりも抵抗がある感じか?サラサラという感じではない。うーん、横方向に細かい白線を引いてみるとか?やりすぎない程度にざらついた感じをだすにはどうしたらいい?難しいな。

 シャツの陰影も濃すぎると汚い印象になるかも・・・修正するべきか。

 さて、描いてばかりでは疲れるので、本でも読もうかなと思い、適当に探しているとなかなか面白そうな漫画がありました。虚構の自分と現実の自分が乖離しすぎてしまった場合、どのように修正するのか・・・『嘘』をどのように解釈して、どのように処理していくのか?ちょっと考えてみようかなと思います。

課題

  1. インナーの襟部分にレース柄を描いてみたが、まったく見えない
  2. 顔と手の肌の色が違いすぎるかな?

月刊 クーヨン 2022年11月号 発行 クレヨンハウス 感想

親に成るには?子供に成るとは?

親は子供を得ることによって、親という立場を得ます。子供は気づいたら子供という立場を得ていました。『親初心者』と『子供初心者』の生活が始まっていくのですが、上手くいくのでしょうか?

 正解のない問題ですから、苦労の連続だと想像することは難くありません。ネットや本、子育て経験者からのアドバイスなど参考になるものは、たくさんあります。とくに病気やけが、各種手続きなどの具体的な事例に関しては、参考になりますし、助かる場面も多いかと思います。しかし、躾けや教育、性格などの抽象的な話になるとなかなかうまくいきません。人の性格や思考、感情などは千差万別で、子供にもそれがあてはまると思うのです。子供の感情や思考に関しては、大人よりも複雑かもしれません。子供はまだ自分の感情や思考がどういったものか理解できていない、もしくは非常に曖昧だと思う。正しい表現ではないかもしれませんが、『連結が甘い』そして『連結の幅が広い』と感じます。矛盾しているような事柄であっても平気で結びつけることができること、これも子供らしさかな?と思います。ああでも、大人でもそうなのかな?ただ、頻度や量?が違うだけもしれない。

 さて、それでは親とはなんだろう子供とは何だろう?そして親子とは何か?

『親は子供に教えてもらい親に成る、子はそんな親を見て子供に成り成長していく』

どこかで似たような言葉を聞いたはずなんですが・・・覚えていません。

お互い初心者ですからね、お互い様で学んでいくしかないのかな?親は子供のことが分からない、子供は親のことがわからないと認めてしまうこと。ここがスタート地点になると感じます。そして、互いに理解を深めていって・・少し違うか?互いの距離を測っていく?がいいのか?お互いに心地良い状態を探していく?そういう感じに模索していき、徐々に親子になっていくイメージでしょうか。

結局、『答えはない』が正しい答えのような気がしますね。まあでも、正解がないと知っておくことは重要だと思います。正しさを求め続けるのはしんどいですからね。

課題

  1. 子供の思考に関する本を探してみる
  2. 物理的にしんどい(夜眠れない、目を離せないなど)問題は深刻だと思う 個人で解決できないからなあ・・・

箸と茶碗と嫌悪感

『なんとなく嫌』から『生理的に無理』まで

 お昼ご飯を食べているときに思いついたことです。

 昔読んだ本の中に箸と茶碗の話があったなと思い出しまして、確か『逆説の日本史 著者 井沢元彦』だったと思います。

 自分の箸と茶碗を持っていますか?例えば、それを自分以外の誰かが使っている場面を想像してみてください。どうでしょうか?怒るほどのことではないですが、ちょっとだけ嫌な感じがしませんか?では、ナイフやフォークはどうでしょうか?自分は家族と共同でもなんとも思いませんが、もし、自分専用のナイフやフォークがあった場合は結論が変わるかもしれません。コップなんてどうでしょうか?自分は、普段使っているコップでないと、なんとなく違和感を覚えます。

 さて、やけに動きの速いアレはどうでしょうか?アレは絶対無理という方は多いと思います。蛇なんてどうでしょうか?自分は写真やイラストは好きなんですが、理屈はわかりませんが実物を見ると恐怖を感じます。

 『なんとなく嫌』から『生理的に無理』まで様々なものがありますが、ほんとに理由がないのでしょうか?宗教的、生物的、疾病的、歴史的、本能的などなど探してみれば、理由が分かるかもしれません。

 ただまあ、理由が分かったところで、何かが変わるわけではないです。嫌いなものは嫌いで、嫌なものは嫌なもののままだと思います。それほど、『なんとなく』や『生理的』というものは、根が深いものだと考えます。理由がないから対処の仕様がない、理由が分かってもぬぐいきれない嫌悪感はどうしようもない。もうすでに、わが身の一部になっていて切り離すことはできないんでしょうね。

 それでも、理由をさがしておいて損はないのかなと思います。理由が分かれば少しだけ、自分の事を知ることができます。自分を知れば少しだけ安心ができます。安心があれば少しだけ余裕が生まれます。そうすれば、なんとなく嫌なものに出会ったときに、「ああ、そういうものなんだな」という感じで、スーッと距離をとることができるのかなと。

 

課題

  1. 『なんとく嫌』の具体例を考えてみる。
  2. 『生理的に無理』の具体例を考えてみる。
  3. 『なんとなく好き』も根本は一緒かも?
  4. 『なんとくなく好き』の具体例を考えてみる。

お絵描き自由画帳

 髪の質感を高めていく

ひたすら髪の質感を高めていく作業です。心の中で「綺麗になれ、もっと綺麗になれ」と唱えながら描いています。髪を描く作業は大変ですね・・・なかなか思い通りになってくれません。でも、大好きなんですよね、髪を描くの。ほんの少しのことで表情が変化するところが特に面白いと感じています。

 さて、描いている途中にこんなことを考えだしてしまいました。自分はどうして髪の毛に魅力を感じているのだろうか?なぜ綺麗にしようとしているのか?

 ごく自然に髪=綺麗なもの、もしくは綺麗なものであって欲しいと考えていたようで、それがどこから来たのか・・・・。

 考えている途中、ギリシャ神話に出てくる髪が蛇の神『メデューサ』の事を思い出しました。ただの妄想にすぎませんが、これも髪の魅力を表現しているのではないのかと思うのです。変化に富んでいて、表情も豊かな髪の毛が、別の生き物に見えてもおかしくないと感じます。ギリシャ神話では、化け物のような扱いになっており、恐怖の対象のようになっておりますが、恐怖というものは一種の不可侵性に通じるものがあると思います。その不可侵性が美しいもの、綺麗なものにつながっていくと考えたのですが・・・・少し厳しいかな?『不可侵性』という考え方は良さそうだと思うが、そうなると、『髪』である必要性は?ということになりそうかな?難しい・・・

 

課題

  1. 髪を蛇以外に例えたものを探してみる 映画で烏賊の足?タコの足?なんかがいたような・・・ひげだったかな?
  2. 髪に魅力を感じる理由を考察している本を探してみる

 

 

 

 

お絵描き自由画帳

顔と髪を描き進めていきます

上の絵をベースにして顔と髪を描き進めていきます。

こう見ると、口の中心がずれているのが分かりますね・・・後で修正が必要ですね。

あとは、目の周りの赤が濃すぎるというか、浮いている感じがします。ここも修正が必要になるか?でも、遠くから見る分にはこれくらいのほうがいいのかな?

 ここで思いついたのですが、化粧というものは、どれくらいの距離を想定しているのでしょうか?人によって、想定している距離が違っているのかな?鏡の前で化粧をしたとして、その距離では『いい出来』と思っても、大多数の人はその人の顔をその距離で見ることはない。そう考えると、相手との距離も考えて化粧をする必要があるのかなと考えてみたのですが・・・どうなんだろう?人に見せるためのもではなく、自分の美意識に従っているだけなのか?気持ちを切り替えるためとか、戦闘態勢?みたいな感じかな?

 

課題

1髪の毛をよりリアルに描くにはどうしたらいいのかを考える。

2今回の絵は薄暗い感じになるはずなので、陰影はもっと濃くする必要があるか?

 

人はなぜ「美しい」がわかるのか 著者 橋本治 感想

人はなぜ「かわいい」がわかるのか

「美しい」の部分を「かわいい」にしても成り立ちそうだなと思い、「かわいい」を意識してこの本を読んでみました。

 さて、「かわいい」に対してどんなイメージを持っていますか?どんなものをかわいいと感じますか?もちろんそれは、人それぞれだと思います。では、それぞれが持っている「かわいい」はどのように構築されていったのでしょうか?

 「かわいい」ものは、かわいいのだからそれでいいのでは?そんな感じの話だとは思いますが、少しだけ考えてみたいと思います。

1 幼少期にどれだけ「かわいい」と言われたか

 まずは、ここから始まると思います。「かわいい」が良いものだと認識する必要があります。特に、ご両親にたくさん「かわいい」と言われることが重要だと考えます。最も安心できる相手から言われる言葉は、相手に与える影響が良くも悪くも大きいと思われます。依存関係にあるため、相手に対する影響力を考える必要があるかな?

2どれだけ「かわいい」をあつめたか

「かわいい」は良いもので、自分はかわいいという認識が生まれれば、「かわいい」ものに敏感になってくる。まずは、ご両親の真似から始まっていくことと思うが、徐々にじぶんにとっての「かわいい」を求めていくようになると考えます。

3「かわいい」とはなにか、なぜあつめるのか

自分の中にある「かわいい」を形成するための材料なのかな?自分が受け入れたいと思うもの、受け入れて安全だと思うものに対して、「かわいい」という言葉を使うのだと考えます。

4自分とのギャップに対する悩み

現実の自分とかわいいものに対するギャップが生まれた場合はどうするのか?自分とかわいいものに距離が生まれた場合、どのように「かわいい」と付き合っていくのか?

 ここが新たなスタート地点だと思います。自分との距離があるものに対して、どのように感じるのか。自分とは違うけど、「かわいい!」と思わず口にでたものが、自分にとっての「かわいい」なのかなと思います。

 

課題

  1. 「綺麗」にも当てはまる考え方だと思う
  2. 「かわいい」「綺麗」などのことばの総称が「美しい」なのか?
  3. 「美しい」は独立した何かか?
  4. 自分の中に「かわいい」の実感があるのか
  5. 女性のほうが「かわいい」に敏感か?
  6. 男性の場合は「カッコいい」?何か違うような?
  7. 幼少期の子どもに与える影響力について 言葉 距離感 愛情などなど

 

 

 

 

 

お絵描き自由画帳

どんな色にしようかな

上の絵をベースにして簡単に色をのせてみた。

上のシャツは白をベースにしたほうがいいかも?白から水色のグラデーションにするかな

下の袴?はもっと濃いめの色にしてもいいかも?

 衣装に関しては、やはり実物を見て触りたいなと思いますね。写真だけだと質感が良く分からないです。下は袴を履いているようにしたかったのですが、全然違うものになっています。写真を見る感じでは、もっと厚手な感じで大きく膨らんでいるのかな?ただ、これからの季節を考えると薄手の柔らかめの感じを表現したい・・・わかりやすい特徴だけを抑えていく感じになるのかな?

 

課題

  1. なるべく構造を理解して描く 実物があれば望ましいけど・・・
  2. 袴の着方を知っておく