手は、人柄・感情を表すことにおいて、特に重要な部位であると思っています。場面においては、顔以上に人柄・感情を表す部位だと感じます。さて、どうすればうまく表現できるのか?
まずは、思いついた課題を書き込んでみました。
- 爪を綺麗に描きたい
- 指の形を綺麗に描きたい
- 人差し指が触れている部分、頬が沈んでいるところを使って、頬の柔らかさを表現したい
- 陰影を意識した立体的な手にしたい
さて、少しは良くなったのかな?
爪はどうだろうか?正直な感想は、それほど良くなってないか?あまり変化感じられない?爪そのものよりも、その周辺の描きこみがたりていない?爪との境界線をもう少し意識して描くべきか?
指の形はどうだろうか?くびれている部分を表現ができているだろうか?ここが上手く描けると、ぐっとそれらしく見えるだろう。関係ないけど、「ぐっと」とはなんだろう?どこからきたのか?
頬の柔らかさはどうだろうか?変わってない?陰影の形、濃さを少し変えてみたけど、いまいち?
立体感はだいぶ出てきた思う。ただやりすぎるとうるさく感じる。濃い影に紫を使ってみたが目立ちすぎるかな?もっとなじませる必要がある?
線もなおしてみた。すっきりした印象がある。ただ、影が濃くなる部分の線はもっと濃くして、明るい部分は薄くするなど、強弱をつけるべきだろう。どういう基準を設けるべきか。
血色を表す赤をもっと濃くしてもいいかも?ポイントを決めて、明るい赤をのせてみたい。指先、関節、手の甲と手のひらの境界付近がポイントか?