お絵描き自由画帳 黄色組

絵に関する課題、読書感想など

お絵描き自由画帳

上の絵の続きを描いていきます。

 やっと眼鏡を装着です。顔の印象がだいぶ違って見えます。眼鏡をかけることによって、視線が目にいきやすくなるのがいいですね。しかし、顔に落ちる影を描いていないため、顔に張り付いているような印象になっていますね。眼鏡の立体感と質感もいまいちかな。

 目に視線がいきやすくなったので、目の印象を高めるために目の周辺の陰影を濃くしました。ついでに眉毛とまつ毛の量も二倍に増量しました。加えて、瞳孔部分をより濃くし、その周りを明るくしました。絵を見た瞬間、視線が目に行くようにしたいのですが・・・どうだろう?

 シャツの質感について、白色や水色の飛沫を飛ばしてみたり、細かい線を描いてみたり、水筆で細かく色を落としたりと、いろいろ試してみたがどうだろうか?陰影に紫を混ぜてみたが、統一感がなくなる感じがするかな?青系統でまとめたほうが綺麗かもしれない。

 インナーの柄も描き進めていく。本来描こうとしていたものとは違ってしまったが、これはこれで面白いので進めていこうと思う。柄を考えるのは面白いですね。

 

課題

  1. 顎が気になるが、ここから修正すると大事故が起きそう
  2. 線がいまいち とくに服の曲線部分が気になる。対象の形をもっと意識してみる

 

ブルーピリオド 著書 山口つばさ 感想

言語化できないような感情や思考について

人の個性は感情や思考に現れると思います。しかしながら、その形は不定形で曖昧なものなので、ある程度分かりやすい形にする必要があります。そのための道具が、言葉、絵、音楽だと考えます。

 さて、感情や思考というものはやっかいなもので、常に形を変えてしまうため、なかなか的確にとらえることができない。言葉でわかりやすい形に変換して、納得できればいいのですが、上手くいかないときもあります。自身でもわからないものを溜め込んでしまうと、心が疲れていく、疲れた心のままでは、いつか病気になってしまう。そうならないように、言葉以外の変換方法が必要になってくる。それが、絵や音楽だと思います。

 言葉はとても便利な道具ですが、万人に理解できるように作られたもののため、個人の細かいところまでは、対応しきれません。だけど、絵や音楽は個人に寄り添った道具だと感じます。感情や思考の核心部分を表現しやすい、曖昧な部分を曖昧なまま表現できるなどなど・・・ほかにはどんなものがあるか、もう少し考えてみたいところです。

 

課題

  1. 言葉 絵 音楽は情報の圧縮率の違いだと思う。圧縮しすぎると肝心なところが零れ落ちてしまうイメージ
  2. 感情や思考の発散方法としては時間も有効かな
  3. 言葉は他者への伝達手段として『わかりやすい』という点で優秀?
  4. 絵は視覚部分に重きを置いた変換方法?(完成された作品にのみ焦点を当てた場合)
  5. 音楽は聴覚部分に重きを置いた変換方法?(完成された作品にのみ焦点を当てた場合)
  6. 変換方法という点を重視するならば、作品を完成させるまでの過程も重要になってくる パフォーマンスを含めてすべてが作品の場合もある
  7. 触覚、嗅覚による変換方法は?
  8. 絵、音楽に限らず、何かを創る行為そのものが変換行為と言えそう
  9. 何かを伝えるとういう点では共通 言語の一種類と言えるのか?
  10. 自身と自身の他者性 複雑に分かれているイメージなのか?
  11. 言葉、絵、音楽に限定したような文章は良くなかった

葉桜は好きですか?

桜の花はもちろん綺麗だけど

桜の事を考えていたら、この絵の事を思い出しました。青い桜の花があったら綺麗だろうなと思って描いてみましたが・・・・桜に見えないかな?桜の花びらを散らしてみたりすれば、もう少し分かりやすくなったかもしれません。

 さて、桜の花はもちろん綺麗だと思いますが、自分は葉桜も綺麗だと感じます。花が咲き、散り、そして、木は新緑に染まる。その一連の流れ、変化の過程を好ましく感じます。

 しかし、好ましさを感じてはいるのですが、なんとく寂しいような、焦りのようなものも沸いてきますね。どういう感情なのでしょうかね?こぼれる水をなんとか掬おうとするけど、どうしようもならないような感じでしょうか?手のひらからこぼれていく水を眺めていることしかできないような感じでしょうか・・・なんとも、もやもやした感覚を抱きます。

 よくわからない感情がいろいろ湧いてきますが、そういうものを無理やり一言でまとめてみると『美しい』になるのかな?

絵の補足 課題

 画面向かって右側、青い着物の子が現在の桜の花を表しています。帯は幹や枝をイメージした色です。左側、緑の着物の子が葉桜を表しています。帯は桜色にしてあります。桜の花と葉が入り混じっているイメージです。右から左に時が流れていくイメージで、徐々に葉桜に変化していく過程を表すとともに連続性を表現するために、手をつないでいます。・・・・あれこれと言ってますが、単純に楽しそうに散歩している風景を描きたかっただけですね。

お絵描き自由画帳

レース柄を描きたいと思ったけど・・・

一つ一つ丁寧に描いていきたいところだけど、それだと時間がかかりすぎる。そこで何とかそれっぽいものを描いてみようかと思ったけど・・・・何か違うような。

 まあこれはこれで、柄としては使えそうなので、残しておこうかなと思う。

 さて、やっていることは至極簡単なことで、ざっと形をとって中身を丸、直線、曲線で埋めていく。時間はかかるけど、結構楽しい作業です。無心で作業に集中し、ふと我に返る瞬間が好きなんですよね。深く深く潜っていくような感覚と、我に返った時の解放感がいいのかな?すごく疲れますけどね・・・長時間は無理ですね。

 よって、よーく見ないでも、塗り残しが結構あります。やはり、こういうものは、少しづつ丁寧にやるべきですね。(下のほうは、下絵の参考としてそのままにしてあります)

参考文献「日本の文様」(青幻舎)

 

課題

  1. 基本的な知識を集めておく。
  2. どう描けばそれっぽく見えるのか、特徴はどこかを考えてみる。
  3. 花が主役なので目立つようにする。線を太くする、線を濃くするなど。
  4. 逆に葉は脇役なので、目立たないようにする。
  5. 枝部分は線の密度を上げてみる。曲線を上手く使うこと。
  6. 服のしわやたわんでいる部分は模様が変化するので注意が必要。

お絵描き自由画帳

レース柄を描きたくなったため予定を修正

インナーにレース柄を描きたくなったため、当初の予定を修正。上半身を拡大して、インナーの柄が見えるようにする。しかし、この解像度とサイズだとなにが描いてあるかわからない・・・どうしようかな。

 口を修正。上唇を薄くして、下唇はぷっくりとした感じがでるようにする。見え方としてはこちらのほうが自然だと思うのだけどどうだろう?

 服を描いていくうちに顔の印象が弱くなってきたため、顔全体の陰影を少しだけ濃くしてみた。また、明るい部分にも黄色をのせてみた。加えて、唇の赤を強めにしてみた。

 うっすら笑顔にしたかったのだが、少し弱いかな?

 さて、レース柄を描きたいなと思って、始めたのはいいのですが・・・思っていたよりも大変ですね。柄をどのように配置していいのかもよくわからないし・・・困った。

まあ気長にやっていくしかないと思い、気分転換に散歩に行くことにしました。いつもは、考え事をしながら、何気なく回りを見ているだけでしたが、今回は『音』に意識を向けながら歩いてみました。聴くことに意識を向けてみると、いつもよりも広い範囲を認識でき、空間の広がりのようなものを感じました。鳥の声、水の音、車の音、工事現場の機械の音、自分の足跡、石が転がる音など、無数の音が様々な方向からやってきます。普段なら気にせずに通り過ぎるところですが、『在る』とわかるとその方向へ意識が向かいます。『在る』ものを見ようとすれば、意識もかわりますので、いつもとは違うものが見てきます。単純ですが、それが面白いと感じました。普段、見ることを重視しすぎなんでしょうね。

 

課題

  1. レース柄にどんなものがあるのか調べてみる。
  2. できれば、和柄にしたいけど
  3. 音に関して、楽器ごとに最も綺麗に聞こえる距離が存在するのか?音の指向性に関係した話?
  4. 音の基本的なことを勉強したいので、本を探してみる。
  5. 音楽を聴くとき『空間』を意識してみると面白いかな?

 

 

雑誌は好きですか 2

おもしろい雑誌に出会うために

1『キーワード』を用意する。自分は辞書を用意し、適当なページを開き、指をさして決めます。その日の気分を言葉にしてキーワードにするのも面白いかも。

2キーワード検索をし、適当なページを開きます。なるべく見ないようににして指をさします。雑誌専門店があるのでそこが便利。

3それを買って読む。

以上の三つをルールにして雑誌を決めていきます。今回のキーワードは『物憂い』になりました。けだるい感じや、憂鬱な感じを表すことばですね。ネガティブな印象を持つことばですが、『物憂げな表情』となると、なんとなく綺麗な絵を想像してしまいます。

 さて、『物憂い」をキーワードにして検索した結果、『レコード芸術2020年10月号 音楽之友社』に決まりました。クラシック音楽の総合情報誌のようですね。

 クラシックかあ・・・どんなのが好きなのかなと考えていたら、村治佳織さんの事を思い出しました。最近聴いていなかったので、久しぶりに聴いてみました。素敵ですねえ・・・・音楽の素養がまったくないので、何がどういいのか言えないのが残念です。

動画も拝見しまして、ギターを弾いている姿がカッコいいなと、ギターを固定するために体全体を使っている姿は、ギターと一体となっている感じがしますね。指の動きもすごいですね、それぞれの指に意志や感情があるのではないかと思えるぐらいです。

 

課題

  1. クラシックの定義は何?時代区分だけなんだろうか?
  2. 『聴く』力も鍛えることができるのか?今まで聞こえなかった音を拾えるようになるのか?
  3. 音の違いを聞き分けるようになるには、どんなことをすればいいのか?
  4. 普段からどんな音があるのか観察してみるといいかも?
  5. 絵は目を鍛える。音楽は耳を鍛える?耳よりもリズム感なのか?
  6. リズム感とは何か?
  7. 音の良さを言葉で表現することは難しいので、どんな感情が湧いてきたか、それがどのように変化していったかを言葉にしてみる。

嫌味や悪口について思ったこと

嫌味や悪口は自分が言われて嫌なことを言う傾向にある

職場での出来事で思いついたことです。

「給料泥棒!」こんな感じの事を言った人がいました。仕事が遅いことに対する嫌味のようでしたが、周りの人の意見は「お前がいうなよ・・」そんな感じでした。

 その話を聞いて思い出したのが、『嫌味や悪口は、自分が言われて嫌なことを言う傾向にある』という言葉です。

 さて、嫌味や悪口を言ったその人は何らかの嫌悪感を抱いた結果、そのような行為をしたと思います。では、なぜそんな嫌味や悪口をいうほどの嫌悪感を抱いたのでしょうか?仕事のやり方やペースは人それぞれであり、結果がすべてであると思います。仕事が速い遅いは相対的なものにすぎません。自分と比べて仕事が遅いといったところで、あまり価値のある言葉だと思えません。おそらく本人も『そんなことぐらいはわかっている!』と言うかもしれませんね。しかし、彼は、怒っている、嫌悪感を抱いている。理屈ではないんでしょうね。理屈を超えた何かを見ているのでしょう。

 思うに、『見たくない自分』を見て嫌悪感を抱いているのではないでしょうか。

人それぞれ、コンプッレクスの一つや二つはあることと思います。何らかの手段で昇華できればよいのですが、なかなか上手くいかないものだと思います。そうなると、目を背けて距離を取ることになる。しかし、目の前に自分のコンプッレクスを刺激してくる対象がいる。触れられたくない部分を刺激されたため、過度に反応してしまう。

 結論としては、『防衛反応』といったところでしょうか。自分を守るために、相手を攻撃する。しかし、対象に自分自身を投影しているのだから、その攻撃は自分自身をも傷つける。対象を攻撃してなんとか溜飲を下げようとしているのに、嫌悪感は募るばかり・・・・悪循環ですね。

 何てことを、嫌味や悪口を言う前に考えれば、余計な事を言わずにすむかもしれません。また言ってしまった後に「なんであんなことを・・・」なんて自己嫌悪に陥った場合に、ほんのすこーしだけ役にたつかもしれません。 

 

課題

  1. 嫌味や悪口を言う心理としては、相手よりも上位に立ちたい気持ちもあると思う。また集団内で自分は上位にいると示したいためか?
  2. 具体的な嫌味や悪口であればあるほど、自分自身の事を言っている可能性が高いと考えるが、どうだろうか?
  3. 関連する本があれば読んでみたいな。心理学か社会学
  4. 『防衛反応』よりも『攻撃的防衛反応』のほうが分かりやすいか?
  5. 嫌味や悪口を言われた場合、「この人はこんなコンプッレクスをもっているんだ」と考えると楽になるか?